会津若松の鶴ケ城・会津絵ろうそくまつり ~雪ほたる~【福島県の観光地】

07.福島県

毎年2月の第2金曜と第2土曜日に行われる福島県のイベント「鶴ケ城・会津絵ろうそくまつり ~雪ほたる~」を紹介します。

鶴ケ城・会津絵ろうそくまつり ~雪ほたる~

会津城・会津若松城 とも呼ばれる鶴ケ城ですが正式には「会津城」で登録されているそうです。

ただ地元の方を中心に鶴ケ城と呼ぶ方が多いという事でした。

「会津絵ろうそくまつり ~雪ほたる~」は会津の伝統的な絵が描かれたロウソクを灯籠の中に入れ会津城を幻想的な雰囲気にしてくれる会津の冬祭りの1つです。

いろいろな絵が描かれたロウソクが入っています。

暗くなるにつれて、ロウソクに火が灯されていきます。イベントとしては、17:30~21:00になっていますが、それ以前にも入場する事が出来ますが、あまり暗くなっていないため見頃になるのは18時を過ぎてからです。

駐車場について

混みあうと思い、早目に会津城に行きました。時間にして17時ちょっと前。しかし駐車場は多少は混雑しているものの停められないほどでもありませんでした。ただし、2015年は物凄い雪で道が凍結しているところもあるので、雪道になれていない方は車でいかず、公共機関を利用される事をお薦めします。

会津城内へ

雪のせいもあってまだまだ明るく見えます。

会津市の関係者がスピーチ等を行っていましたが、興味が無いので城内を散策です。雪が多い年だと長靴の方が安全です。福島県には5年以上住んでいましたが、これだけ雪の多い年は少し珍しく感じました。

そして、少しずつロウソクに火が灯されていきます。

幻想的な風景となっていきます。

夜間登閣・鶴ヶ城博物館へ

このイベントに合わせて、夜間登閣も行われます。夜間登閣とはお城の中に入れるという事です。鶴ケ城内部は博物館になっており、営業時間は8:30~17:00までですが、このイベント時は18:00から再び中に入る事が出来ます。階段をずっと登っていくので足腰の弱い方だと大変だと思います。また18時になった直後はかなり混みあいますので、最初から並んでおくか(17時半くらいから並べば大丈夫そうです)18時半くらいになれば空いてくるのでそれくらいから登るのが良いでしょう。

そして最上階からの眺めが下の写真の通りです。

赤べこに「福」の字になっています。

この絵は毎年変わるそうで、これを毎年見に来る方もいるそうです。

この絵が見れる場所は物凄く混み合いますが、反対側はガラガラです。しかし反対側から見る景色も素晴らしい!!

桜の木に雪がつもり、その木がライトアップされ冬に咲く桜のようでした。

ロウソクの灯りで浮かび上がる鶴ケ城

お城から降りてきたら鶴ケ城をしっかりと鑑賞します。

お城自体もライトアップされていますが、その周りのロウソクの灯りと一緒になってこれまた凄く幻想的な風景になります。

鶴ケ城は桜の季節も素晴らしい場所ですが、この絵ロウソクで浮かび上がる姿もまた格別です。

この景色は1度は見ておきたい景色だと思いますし、実際に見れて良かったと思いました。

城内も絵ろうそくで彩られ、幻想的な空間へ

この絵ろうそくは鶴ケ城の城内のあちこちで行われており、通路にもずっと灯籠が並べられています。

ハート型に並べられた灯籠。カップルで写真を撮る人も多かったですね

そしてこの日、一番素晴らしい幻想的な風景はこちら。

地元の中学生たちが作った灯籠です。よくここまで細かい絵を描けると思いました。上の写真なんかはロウソク火にあつまる蝶が描かれていて凄く綺麗でした。

また、帰りの道もロウソクで彩られていました。

またいつか行きたい福島 会津の冬の絶景が見られる雪まつりでした。

会津絵ろうそくまつり ~雪ほたる~ 基本情報

遠方から来られる場合、宿泊は駅前のホテルよりも会津の奥座敷とも言われている会津東山温泉に宿泊される事をお薦めします。雪の中で冷えた身体を温泉であたためてみてはいかがでしょうか?歩いて汗を書いていても実際に身体はかなり冷えていますし慣れない雪道を歩くのはかなり疲れる事です。会津東山温泉まで行くシャトルバスも出ていますので、行かれる場合はご検討下さい。

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